
最近では標準搭載の車も増えて来ていますが、オプションで付けるか付けないか迷う設備の一つがルーフエアコンです。
写真の通り、僕が購入する際にオプション+¥17万2,500円(ナッツRV)で設置しましたが、正直言って万人に必要なアイテムかと言うと微妙な所だと思います。
ですので、今回はメリット、デメリットに別けて必要性を考えて行きたいと思います。
キャンピングカーに家庭用エアコンを設置するメリット
夏の時期にもストレス無く利用する事ができる(7月~9月)
正直真夏の時期に車中泊をするのであればエアコンがないと無理だと思います。
断熱処理がされているキャンピングカーは通常の車ほど熱くはなりませんが、それでも外の温度よりは遙か熱くなります。
そんな状態でも家庭用エアコンがあれば快適に過ごす事が出来ます。
お風呂上がり、ちょっとした休憩時に快適
家庭用エアコンを設置しておけばエンジンを切った状態で、エアコンを稼働出来るので、ちょっとした休憩時などは凄く便利です。
ルーフエアコンでは冷えきらない場合も全体が冷えない場合に便利。
自分の車(ナッツのクレア)の場合ルーフエアコンで問題なく全体が冷えるのですが、車種によってはルーフエアコンだけでは住居スペースが冷え切らない場合があるという話をチラホラ聞きます。
この場合は家庭用エアコンが必須のようです。(ルーフエアコンの強さ車によって違うようなので販売店聞いてみてください)
キャンピングカーに家庭用をエアコンを設置するデメリット
バッテリーの消耗が半端ない。
バッテリーの消耗が凄いです・・フル充電状況100A×2個のバッテリーでも昼間2時間~3時間。夜3時間~4時間程度の使用時間でバッテリーが空になってしまいます。
ですので、実際満足に利用しようと思うならば発電機が必須になると思います(外部充電が施設ならいらない)
エアコンを設置するにあたっての周辺パーツコストも凄い
ナッツの場合ですとまず家庭用エアコンセットに+¥17万2,500円。さらにエアコンを利用するには正弦波1500wのインバーターが必須なのでこれに¥11万8,400 円(他の家電にも必要なのでエアコン以外にも利用価値あり)
ここまでが必須コストです。
さらに長時間利用したい場合には発電機が必要でこれが¥19万5,500円
このようにエアコンをつけるだけでもかなりのコストが上乗せされます。
室外機、本体の設置スペース
家庭の場合はエアコンのスペースなどあまり気になる事はないかもしれませんが、キャンピングカーの場合は本体は勿論の事、室外機のスペースも考えなくてはなりません。
エアコン設置を前提としてで設計された車ならば、室外機はそこまで邪魔になりませんが、オプション装備の場合車外、または車内収納スペースを潰して設置する事になります。
キャンピングカーに家庭用エアコンは必要?まとめ
夏使うなら正直言って無いと絶対にやばいアイテムだと思います。僕の場合は夏も利用するのでつけてよかったと思っています。
しかし、夏に使わないならほぼデメリットしかないアイテムです。
折角買うキャンピングカーですから夏休みに海など暑い所に行きたい!というユーザーには設置をお勧めしますが、その数ヶ月の為に高額な設置費用をかけて取り付ける価値があるユーザーがどれほどいるのかと思うと、少し疑問な部分もあります。
旅の日程に自由度を持たせやすい定年後のユーザーさんなどは不必要だと個人的には思います。

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